オンスロートをソロプレイする

bqsfgame2008-04-15

コマンド日本語版64号の付録ゲーム。日記を見たら2005年8月だそうで、長く積読にしてしまったなという印象だ。
ソロプレイしてみた感想としては、ゲームサイドに寄っているが、なかなか面白いと思った。かなり自由度が高いゲームで、特にアクションの応酬の手番をダイスで決めてしまうところが、エキサイティングでもあり、あまりにランダムでもあるかなという印象を受けた。
具体的なシークエンスとしては、ターンの最初のアクションは連合軍と約束されているが、その後のアクションはダイスを振り合って大きな目を出した方が取る。両者が同じ目を出すと突然だがターンが終了してしまう。
アクションには、移動アクション、戦闘アクション、突破アクションがあり、移動と戦闘の二つは任意のスタック数を実施することができる。突破アクションは装甲部隊のみだが、制約の範囲で任意の数のスタック数を実施できる。
ちょっと考えると懸念されるのは、ドイツは1アクションもできずに終わってしまうことがある訳で、それの補償としてドイツは通常のアクションシークエンス後に、戦略移動アクション(戦略移動のみをできる移動アクション)が設けられている。
ソロプレイした感じでは、結構ランダム性が強いなという第一印象だった。
しかし、ネットを検索してみると、研究が非常に進んでいて、
1)下記のサイトによればドイツがノーアクションで終わる確率は28%程度もある
http://blog.livedoor.jp/napoleonatbay/archives/cat_50001502.html
2)しかし戦略移動と増援と補充という確実に実行できるものをベースにしたデフェンスプランも開発されている
http://blog.livedoor.jp/w_sjk_shark55/archives/30970292.html
ということが分かってきて、そうするとアクションの応酬の派手なフリップフロップに目を奪われがちだが、実は以外に地味な補給ポイントマネージメントゲームなのかも知れないと思い始めてきた。
この認識転換を踏まえてもう一度やってみなくては‥(^o^)