パラグアイをソロプレイする

bqsfgame2012-04-02

飛び込みの伏兵だったのだが、様々な懸案を飛び越してソロプレイしてみた。
こういうのは旬な内にやらないと、なまじっか無料なだけにやらなくなってしまうので‥(^_^;
ポイントトゥポイントのマップで、移動力は歩兵1、騎兵2。
1ターンには3回のアクションができ、1アクションで1スタックを移動/攻撃させることしかできない。
スタッキング無制限、戦闘は一種のトータルファイアーパワー方式。戦力を合計してCRTの火力コラムを参照してダイスを振り効果を攻防同時に決める。効果の低い側が負けて1ステップロスする。攻撃側が望む限り何ラウンドでも続けられるので、十分な戦力を集めて攻撃すれば敵を殲滅できてしまう。防御側には防御効果も退却もないので、通常のウォーゲームよりは大幅に攻撃側が有利な印象だ。
勝利条件は、パラグアイは、ブラジルか、アルゼンチンのいずれかのマップ上の全都市を占拠すればサドンデス。次は8ターン開始時まで国境線を守れれば勝利。最後は10ターン終了まで首都アスンシオンを守れれば勝利。連合軍は、その全てを阻止、つまり最後にはアスンシオンを陥落させれば勝利となる。
ただ、上述したように退却がなく、防御側が殲滅されやすいので、部隊と土地をトレードオフするようなタイプのゲームではない。このため、どこかで主力決戦が起きると、その結果が雌雄を決してしまいやすい。北アフリカ戦のゲームにありがちな構造だろうか(たとえばロンメルインノースアフリカ)。
つまらなくはないのだが、上述の構造的な問題で中途でバランス崩壊しやすい印象があり、高く評価しにくい部分もある。