水曜日の会:41を教えてもらう

「41」という名前のトランプゲームは複数存在するようだが、これはペア対戦の4人用トリックテイキングゲーム。
面白いのはペア対戦だが、スコアは個人で計算され、誰か一人が41点になると、その陣営が勝利する。合計で相手ペアが上回っていようが、ペアのもう一人が0点だろうが関係ない。このため、ペアの中でも、ポイントゲッターを絞って同じ人が得点を挙げて行った方が効率が良いようだ。
普通のパックの52枚で配りきり、切札スペード固定の13トリックのトリックテイキングで、各自が何トリック取れそうかをエルデストからコールしていく。コールの合計が8以上にならないと不成立で配り直し。
エルデストから打ち出してトリックテイキングを行い、自分のコールを満たした人はコール数の得点を得る。コール不成立なら、コール数がマイナス(不足分ではない)。確か7以上のコールだと、ダブリングされる。また、ボーナスでラストトリックを取ると1点、これはコール成立とは関係なく与えられる。
この日は、N雲さんと組んで草場師匠ペアと戦った。
割とドローがコンスタントに良くて、非常に頻繁にスペードのキングを配られた気がする。前半で一つ大きなコールを成立させたのと、コンスタントにラストトリックを取れたのでリードを確立。
一旦、リードが確立できると、無理なコールをする必要がないので、確実に成立するコールを実施し、できるだけラストトリックを狙い、N雲さんがサポートをしてくれる。相手方は差を詰めるためには、無理なコールをしなければならず、結果として不成立リスクも出てきて、なかなか思うように差が縮まらない。
なるほど、これが拠点を先占して敵に攻撃負荷を強いているという情勢だろうか。
一回のディールで数点ずつしか入らないので、41点は非常に遠く結局時間切れ。ただし、残り10点くらいまで来ていて、点差も同じくらいあったように記憶しているので勝勢だったかと思う。
なかなか面白いが、寸が長いのと、情勢が見えてきてしまってから延々とやる感じになったので、少しまったりしただろうか。