イントゥ・ベアトラップをソロプレイする

bqsfgame2009-10-21

以前にプレイしたときは、ハイヌーンシナリオをプレイした。
今回はちゃんとしたサイズのシナリオの内、ヴァリアントシナリオをソロプレイしてみた。
このサイズのシナリオになると、条件的にいくつか話しが違ってくる。
1:ターン数が複数あるので、将来のアクティベーションを前提とした投資的な行動にきちんと価値がある
2:ユニット数が増えて、戦車や歩兵輸送走行車両が登場する
というのが全然、話しが違ってくる原因になる。
このゲームの一回のアクティベーションでは、原則として移動だけか、射撃だけしかできない。これは張鼓峰もそうなのだが、この結果として自分が移動して接敵するだけになると、相手の射撃を食うために接敵しているだけになったりする。特に1ターンしかないハイヌーンシナリオだと、成果を挙げるためのアクションと言うのが見付けにくかった。
ところが、今度は複数のターンがあるので、そこがきちんと次のターンに向けて計画的に侵攻できるようになる。
また、ソビエト戦車が登場してくるのだが、このゲームで可能になっている半分の移動能力で移動して、プラス修整を受けて攻撃というのが現実的にできるようになる。戦車の移動力だと、半分でも道路を利用して接敵した上での攻撃というのが現実的に可能になるのだ。
また、歩兵輸送走行車両が登場してくると、登場歩兵は降車アクション時には射撃はできないものの、白兵戦攻撃ができる。降車には1移動力しか使用しないので、これにより移動した先での白兵戦攻撃が現実的な選択肢として可能になってくる。
これらによりハイヌーンシナリオでは、ほとんど実効の上がる攻撃手段がなかったソビエト軍に、現実的な攻撃手段が与えられている。これによって、ちゃんとゲームらしく機能するようになり、なんだちゃんとしているじゃないかと見直すことになった。
これに加えて移動制限が厳しくないヴァリアントシナリオを選択すれば、ソビエトはかなり有効な攻撃ができるようになるので、ゲームは俄然面白くなる。
これだったらデサント拡張を入れなくても、ちゃんと遊び甲斐があるようになっている‥(^o^)