テラフォーマー:最初のゲームをソロプレイする

巷では既に話題沸騰。
少し出遅れてしまったが、ようやくソロプレイしてみた。
自分の都市の数だけアクショントークンをもらって、それを様々なアクションに配分していく開発型ゲーム。
ただし、ランダムな要素はまったくない。ゲームに使用する開発カードに当るものは初期8枚が場に公開され、ゲーム終了時までそれしか使用しない。ダイスによる判定などもしない。
1ラウンドには各プレイヤーが順番にアクションを選択していくが、同じアクションは二人目は選べない。したがって、選択の幅が狭まっていく収束型になっている。このため、一種の詰め将棋のようなところがある。
これをオレが取ってしまえば相手には取れない。相手に、これとあれを残しても両方は取れないから、どちらかはまた回ってくるという具合だ。
今回は「最初のゲーム」という設定で二人想定でソロプレイしてみた。
この設定だと1アクションポイントを配置するだけで3点が得られる鉱脈と言うカードが狂言回し。この有力カードを使うためにはラウンドのスタートプレイヤーになりたいが、そのためには戦争アクションを実行して勝者にならなければならない。しかし、戦争で勝利するにはパワーポイントで優位を築く必要がある。ところが、これには科学が必要。この科学のコストが非常に高い。科学を手早く得られる方法として巨人族になるという手があるのだが、巨人族になるとハンデとして以後の活動が極端に制限されてしまう。
別法としてロードオブウォーになると、比較的コストの安いコスモパワーを戦争に加算できるようになる。しかし、これは道筋が遠くなるため、その期間中、相手に鉱脈の使用を許してしまうことになる。
‥と言った具合だ。
かなりガチな、ああすればこうする、こうすればそうする的なヨミが利く、見かけによらぬ重量感のあるゲームである。