撃滅北太平洋航空戦(下)を読む

bqsfgame2010-06-24

航空戦と言いながら、下巻は一転して伊53潜が重要な役割を担う。
アメリカの正規空母エンタープライズを発見したり、米ソの駆逐艦と眼下の敵まがいの戦いを繰り広げたり。
そして最後は特設運送艦、光陽丸による空母戦(?)となり、鹵獲したシュトルモビクで、なんと特設艦の甲板に離発着するという無謀な展開も。
かくて日ソに加えて航空機輸送でソビエトを支援するアメリカを加えた三国の北太平洋の暗闘は、一先ず日本軍の判定勝ちで幕を閉じる。
次はいよいよ対英米開戦を迎えそうな政情不安の覇者の戦塵世界である。