上昇/下降の選択

飛行行動を決定していくのだが、最初に決定することが上昇/水平/下降のいずれで飛行するかだ。この実例ではパイロットは上昇飛行を選択した。
この選択は、保有するFPを水平移動と垂直移動とでどう分割するかを規定する。水平飛行の場合には、全てのFPは水平移動に使用しなければならない。上昇の場合には、上昇を開始したターンには上方向への垂直移動に1FPから最大で保有FPの半分(端数切捨て)までを投入できる。残りは水平移動である。上昇を継続すると、以後は全FPまで上方向の垂直移動に投入することができる。下降の場合も同様である。
この例では第1ターンに上昇を開始したと見なされるので、5.5FPの内の最大で2FPまでが垂直上昇に使用できる。