ゲームはゲームシステムではない(つづき)

同じような話しを20年くらい前にも聞いたのを思い出す。
それはRPGについてで、日本では新作RPGが出るとゲームシステム論が論じられる。けれども、RPGで実際に面白いプレイが体験できるかは、シナリオリソースが重要だったりするのだが、シナリオリソースを読み込むには英語力がいるし、往々にしてプレイヤーはプレイしないコレクターだったりするのでゲームシステム論ばかりが花咲いていると言われていた。
そういう意味では、ユーロゲームはゲームシステム論より「プレイして面白かった」と言う感想が優勢なので、相対的に「プレイされてなんぼ」と言う色彩が強いように思っている。