バーニングブルーをプレイしたと言う情報をあまりネットで見かけない。
しかし、だからこそ強く言っておきたい。
面白い!
バトルオブブリテンに興味を持っていて、ソロプレイではなく、ちゃんと対戦で両空軍が当時何を悩んでいたのかを追体験したい人、迷わず売り切れる前に買っておきなさい‥(^o^)
確かに箱を開けると、ユニットシートは3枚もあるし、ルールは分厚いし、プレイエイドチャートがA4で4面×両面もあるし、プレイ開始前の準備負荷は大きい。
けれども、書いてきた通りで、実際にプレイすると盤上を飛ぶスタックの数はシナリオ規模最大のシナリオ2でさえ、両軍合わせて12〜20スタックと言ったところであり、実際のプレイはそんなに大変な訳ではない。
もちろんシングルブラインドであるため、特にドイツ軍プレイヤーは事前にルールをきちんと学習してくることが必須。またRAFプレイヤーも当日に会場で説明してもらうだけでプレイしようなどとは思わない方が良いだろう。
しかし、此処には「エアフォース」や「フライングバッファロー」のような戦術級空戦ゲームとは違う、作戦級視点での空襲計画や迎撃指針、そして機種運用の醍醐味がある。これは、他の空戦ゲームでは体験できないものなので、バトルオブブリテンファンなら必見だと思う。
提督さんとも話したのだが、このゲームは是非ともまたプレイしたいものだと思っている。次には、空襲時間を長く取って、何波かの空襲をセットにしてプレイするキャンペーンゲームをやってみたいものだ。それでも、朝から晩まで丸一日プレイすれば、帰趨が見えるのではないだろうかと言う気がする。
「ダウンタウン」から「エルーシブヴィクトリー」まで、このシステムの空戦シリーズは順調に発売になっているが、なるほど売れるだけのことはあると感じた。