×これはペンですを挫折する

bqsfgame2012-02-27

SFが読みたい2012が発売になったが、その日本SFの第1位。
表題作だけ読んだところで挫折。
文字ならぬ叔父が送ってくる手紙を受け取り、叔父の存在について考察する姪の物語。
いわゆるメタフィクションで、抽象的な思索に思索を積み重ねて屁理屈を捏ね回し続けるような小説だ。それで90ページも書いてしまうのは、ある意味で凄い力技。
読みにくくはないのだが、どこが面白いのか一向にわからないまま終ってしまうのは困り者だ。
boy’s surfaceに続いて、これもハズレだなぁ‥と言うのが個人的な感想。
実は図書館で道化師の蝶も予約してあるのだが取り消そうかと思っている。
これが昨年の日本SFの1位と言うのでは日本SFはもう終ったのか‥(^_^;?