なつかしの昭和プロレス:寺西勇

bqsfgame2012-08-22

1946年の最後の一人。
寺西勇
ファイトぶりが若々しかったので意外なのだが、浜口や井上よりも年上。
若手時代にカーペンティアと遭遇したことで軽快なファイトスタイルを確立。意外なことだがメキシコ遠征組ではない。若手時代のリック・マーテルと戦ったことがあるなど、その戦歴は侮れない。
国際プロレス末期は、マッハ隼人と組んで、カルロス・プラタルートのメキシカンと対戦するカードで前座を沸かせた。
国際崩壊後は、木村、浜口と新国際軍団で新日本へ。3対1で猪木と戦ったのは屈辱的だったと思う。
その後は維新軍に合流して小林邦昭と共に初代タイガーマスクを狙う虎ハンターとなって活躍した。初代タイガージャーマンスープレックスを見舞ったのは鮮烈に記憶に残っている。
ジャパンプロレス離脱で全日本へ、アジアタッグも奪取した。晩年は全日本マットで若手を鍛える鬼軍曹的なポジションで活躍。息の長い活躍をした。
出身は大相撲だが、軽快なファイトスタイルからは想像しにくいキャリアだ。