最終巻まで来ました。
1巻目は、真夜中の謎の世界。
2巻目は、ハイブリット怪物。
そして、3巻目は真夜中の世界が臨界点を迎える世界の危機です。
高校生と言う主人公たちの年代は、大人でもなく子供でもなく微妙な年代。
ファンタジーとしても、単純な勧善懲悪でなく、かと言ってダークファンタジーでもなく、なかなかに微妙な所を走り続けたシリーズです。
率直に言って、エンディングはかなり微妙で、すんなりと読み終われないものがありました。リヴァイアサン三部作と比べて、完成度的には1ランク落ちるかなぁと最終巻では少しガッカリさせられてしまいました。
それでも独創性の高い物語として、かなり薦められる三部作ではあるのですが‥。