懐かしの昭和プロレス:実は実力者なんです:ドン・ムラコ

bqsfgame2013-11-17

二人目は選択肢が広かったが、個人的趣味でムラコ。
プロレスブーム全盛期には新日本に来日し、猪木対マスクドスーパースターの賞金覆面剥ぎマッチのセコンドをやったりしていた。
当初は南海の虎鮫と呼ばれ、スリムな感じの二枚目悪党だった。しかし、WWFでは新チャンピオン・ホーガンの最初のライヴァルに選ばれ急に筋肉隆々のヘヴィー級になった。今から思えば筋肉増強剤の走りだろうと思ったりする。ホーガンの長期王座の都合でチャンピオンになれなかった一人で、インターコンチ王座止まり。日本ではパッとしなかったが、同時期にWWFをサーキットしたキラー・カーンが非常に高く評価していた。WWF時代の伝説的なエピソードとして、金網の上からスーパーフライを敢行したスヌーカを受け止めて見せたと言う。
個人的には、若い頃のシャープな二枚目悪役時代の方が良かったと思うが、そういうのが受ける時代はもう少し後の時代になるので、筋肉路線へ進むしかなかったのだろう。幸いにして今も健在、64歳になる。
若手時代に国際、全日本にも来日しており、当時の日本のメジャー三団体全部に登場した一人でもある。