懐かしの昭和プロレス:実は実力者なんです:ウェイン・ファリス

bqsfgame2013-11-16

久しぶりの昭和プロレスシリーズ。
今回は、日本ではパッとしなかったがアメリカでは実力者と言う人にスポットライトを当ててみようと思う。実は実力者なんですシリーズ。
第1回は、この人しかないと思ったのがウェイン・ファリス。プロレスブーム絶頂期の81年の全日本のチャンピオンカーニバルに来日。セレモニー後の開幕戦で、ブロディに秒殺されてしまい、日本のファンには悪いイメージで覚えられてしまった。
日本で活躍できないがアメリカで重用されるレスラーに共通しているのは、キャラが立っていてマイクアピールが上手いこと。日本ではマイクアピールが使えないし、プロレス全盛期にはストロングスタイルが主流だったので、キャラだけで見せるタイプは日本では低評価だった。
ファリスは、プレスリーギミックのホンキートンクマンとしてWWFで大ブレイク。エース戦線でこそないが、歴代最長のインターコンチ王座在位歴を記録している実力者である。ベルトを奪った相手がスティンボート、取られた相手がウルティメイトウォリアーと言うから時代を感じる。だが、次々にアングルを繰り出す方式のWWFで同じチャンピオンが1年以上も戴冠したことは珍しく、相当にフロントの評価が高かったのだろう。