茨城会:フィギュアグランプリを対戦プレイする

bqsfgame2014-03-16

Takeshiさんの持込ゲーム。
韓国製で、バンクーバーオリンピックで、キム・ヨナが金メダルを取ったのを契機に作ったものらしい。デザイナーは韓国人。
4人で2回プレイしましたが、非常に盛り上がりました。
■良い点
採点方式や、採点結果の数字が、それらしくなっている。
カードを取得するオークションは、クニッツア風のジレンマがあり面白い。
最後の演技を判定するダイス振りは、正にダイスゲームと呼ぶしかないが、フィギュアスケート(特にジャンプ)のリスクとしては、それなりにもっともらしい。
■悪い点
史実で韓国選手が勝ったから仕方がないのかも知れないが、明らかに韓国選手が一番能力が高い。なので、韓国が有利なゲームを嫌う向きには受け入れ難い。
結局の所は、ダイスゲームであることは否定できないので、それで勝敗が決まってしまうのを嫌う向きには受け入れ難い。
バンクーバーの実際の参加選手
ゲームに入っている選手は、国名だけです。既に4年前のことで、わたしもどれが誰だか判らなかったので、つい調べてみました。ちなみに史実の順位順です。
韓国:キムヨナ
日本:浅田真央
カナダ:ジョアニーロシェット
フィンランド:ラウラレピスト
アメリカ:長洲未来
ロシア:クセニヤマカロワ
ドイツ:ザラヘッケン
イタリア:カロリーナコストナー
念のためですが、各国の二人目以降は省略していますので、安藤やレオノワは入っていません。
筆者は1回目も2回目も浅田でした。
1回目はキムヨナがいなかったこともあり、SPでトップに立ちました。しかし、得点の昇順に滑るFSの最終滑走となり、「ドキドキするなぁ‥」と思っていたら、最初のジャンプで転んでしまって逆転負けしました。
2回目はキムヨナがいて、圧倒的なジャンプ力を利してSPでトップに立ちました。FSで他選手の妨害を続けるキムヨナプレイヤーにブーイングの嵐が湧き、最後は周囲の期待通りキムヨナがジャンプに失敗して逆転負け。フィンランドレピストが勝利して大いに盛り上がりました。
嫌韓の空気が強い中では、なかなかプレイしにくいし、プレイしても色々と議論を呼びそうな作りのゲームですが、純粋にゲームとして捉えれば出来は悪くありません。
パラメーターが少ないので、今回のソチオリンピック版選手カードを作ろうと思えば作れそうです‥(^o^) でも、それはそれで、今度はロシア選手の能力評価で物議を醸すかも知れませんが(苦笑)。