草上さんと言えば

草上さんと言えば、SFマガジンの印象が非常に強い。筆者が最初に認識したのは、ハヤカワSFコンテストの一次選考通過のリストに2年連続で登場した時。当時は、草冠だけの草を使われていた。
なんでそんなことを覚えているのかと言うと、筆者も当時は応募していたからだ。結局、自分が通過することはなかったが、リストを毎年端から端まで目を通していたので、二年連続通過に気付いた次第。
草上さんは、筆者より少し年上で、当時すでにサラリーマンだったそうで、自称「週末作家」だった。そうか、サラリーマンになってからも諦めずに続けていれば違ったのかも知れない‥などとも思う。
とは言え、筆者は選考を通過することもなく、巡り巡ってゲーム雑誌にSFゲームの連載記事を書かせていただくようになった。世の中、巡り合わせと言うものだと思う。
万が一、SF小説でデビューしても第一人者にはなれなかったろうと思うが、SFゲームでは領域が狭いお陰もあって、それなりに第一人者になったと思うので、これで良かったのだろうと思ったりしている(苦笑)。