ゲルゴウィアの戦い

bqsfgame2014-05-10

突然ですが、千葉会の掲示板で共和政ローマが盛り上がっています。
ウォーゲーム的には、共和政ローマの最大のテーマは第二次ポエニ戦争でしょう。この分野の傑作、「ハンニバル」は恐らく古代戦テーマでもっとも売れたウォーゲームだと思います。
同じくらい有名な史実として、カエサルガリア戦記があるのですが、こちらはヒットゲームがありません。ミランダ先生が作った「カエサルインガリア」に象徴されるのですが、競技ゲームとしてはガリア蛮族側に面白味がないのが原因の一つと思っています。
その意味で良く出来ていたのがTSR−SPIの「ユリウスカエサル」ですが、ウォーゲーム低迷期に入っていたこと、日本でほとんど流通しなかったことから余り話題になりません。実物に取り組むと、ルールの書き方が悪いと言う問題が加わって、なかなかの曲者です‥(^_^;
ガリア戦記全体のゲームと言うと、そんな話しになるのですが、最大のクライマックスはアレシアの二重包囲戦になります。
ただ、アレシアに至る経緯と言うのがあって、そこのゲームは意外に見当りません。
BC52年の一連の戦いとして、アウァリクム(ブールジュ)、ゲルゴウィア、ヴァンジャンヌと続いて、最後がアレシアなのだそうです。
この内のゲルゴウィアの戦いがGBOHモジュールで発売になっていて、例によって買ったのですがプレイしたことがありません。この機会に埃を払ってみようかと思っています‥(^o^)
このゲームは当初は、GBOHアレシアの拡張モジュールとして提案されましたが不評でした。アレシアのスタック可能なルールの評判が悪かったからでしょう。そのため、GBOHガリア征服の拡張モジュールとして再提案され実現しました。当初はASLのヒストリカルキャンペーンのように数次の戦闘を重ねる方式と言われていましたが、それも見直しになったようです。