冬ドラマ

bqsfgame2014-05-11

久しぶりに月9を完走しました。
ただ、3話目までが爆発的に面白かったのですが、それ以降は失速した印象です。典型的な「同じことをいつまでもウジウジ悩んでいる少女マンガ」のパターンに入ってしまいました。
それでも、「相手は人妻なのだから、まさか進展はするまい」と言う予想を裏切って、店の二階で同棲状態になってしまうのは意外性がありました。しかし、水川の毒舌がさらにキレを増すこともなく、最後は結局は何年も掛かって高校時代と同じ結論かい‥(^_^; と言う決着でした。水川演じる薫子も何処へも辿り着きませんでしたし。
いわゆる連ドラとは少し違いますが、BSの「下町ボブスレー」全3回は楽しく見ることができました。大河の冒頭にも登場した南沢奈央が、超絶ポジティブガールとして皆を巻き込んでいくストーリー。オリンピックを目指すアスリートにしては、頬がパンパンで、少し太り過ぎではと思いましたが、久しぶりに魅力の一面を見せてくれたと思います。
巻込まれる側の主人公は、わたしが恋愛できない理由で、ランコントルのシェフを演じた劇団EXILEの青柳翔ですが、演技なのか素なのか判らない昼行燈な感じが、見る方のイライラを誘いました。好演していたと思ったのは父親役の蟹江敬三でした。大河で弥太郎の父親役を好演したのを買っての起用だと思いますが、長年の悪役経歴は伊達ではありませんでした。
福家警部補は、文句を言い続けながら最後まで見ました。
檀れいの福家警部補はミスキャストだと思うのですが、良く書けた脚本を、毎回の犯人役ゲストのキャスティングと熱演が支えていました。特に中盤の、北村、片平、若村の三人、そして最終回の八千草薫が良かったと思います。
檀れいは、「美しい隣人」の時にも思ったのですが、意外に芸の引き出しが少ないように思います。宝塚のトップの実力はこんなものではないと思うので、もっと頑張って欲しい所です。