夏ドラマ展望

bqsfgame2014-08-10

ゲームは、デザイナー勝負。ドラマは、脚本家勝負と個人的には思っている。
で、脚本家の活動情報から、夏ドラマの気になるものをピックアップしてみた。
尾崎将也吉原裏同心
結婚できない男」、「ブラックプレジデント」、古くは「夏子の酒」の尾崎脚本。そうですか、木曜時代劇をやるとはビックリです。現代劇での鋭い切口が光る人なので、原作付き時代劇ではあまり個性を主張できないかなと不安。一方で、昨年の「酔いどれ小藤次」に続く佐伯作品なので、とりあえず見てみるのでしょうか。ヒロインはNHKお抱え女優(?)の貫地谷しほり
井上由美子:昼顔。
白い巨塔」、古くは「タブロイド」の井上由美子。最近の社会現象として言われる昼顔主婦を題材に。いかにもドロドロ系な感じですが、「ハガネの女2」の吉瀬美智子斉藤工のコンビと聞くと、ちょっと見て見たいと思わせます。上戸彩はどうですかねぇ‥(^_^;?
大石静:家族狩り、ゼロの真実
セカンドバージン」、「四つの嘘」などの危うい恋愛を描かせたら百戦錬磨の大石脚本ですが、なんと1クールに2本。ただし、「家族狩り」は共同脚本のようですが。「家族狩り」はタイトル通りに家族をターゲットとした連続犯罪ミステリー。なんとなく怖そうなので、今クールは注目作が多いこともあって回避の予定です。「ゼロの真実」は「天気予報の女」に続く、大石脚本+武井咲。低視聴率女王の武井の二桁突破を達成したコンビで、さらなる飛躍を狙っているのでしょう。ただ、月9の記事でも書いたオスカーのバーター押込みかと思われる宮崎香蓮水沢エレナが入っているのはいただけない部分です。もっとも二人とも、「夜行観覧車」、「ドクターX2」で活躍した新進気鋭なので、化ける可能性は十分。大石脚本が、この二人をどう使いこなすか楽しみです。
田渕久美子:同窓生。
大河ドラマ「江」の大失敗以来、干されていたのか自粛していたのか全然姿を見なかった田渕先生の復帰作になります。さすがに田渕オリジナルではなく、柴門ふみ原作です。井浦新稲森いずみと言うキャスティングは、かなり渋いと思いますが田渕色ではないですね。プロデューサーが、トレンディドラマ全盛期の立役者の一人、貴島誠一郎なので、貴島主導なのでしょう。貴島主導も2009年の「官僚たちの夏」以来5年ぶり。「江」以来3年ぶりの田渕先生とのタッグで、二人とも復権なるか? その意味では興味深いのですが、このクールでも屈指の地雷と言う気もします。
全部は見られないので、「吉原裏同心」、「昼顔」、「ゼロの真実」くらいですかね。これに「カーネーション」を加えて、「刑事コロンボ」の再放送を見たら一杯一杯です。
画像は、ドクターXでの橋本看護師役の水沢エレナ。ドクターXでは、終盤は活躍する場面がなかったのですが、今回はどうか?