ネイションズをソロプレイする1

bqsfgame2014-12-08

早速やって見ました。古代、中世、ルネサンス産業革命の4時代を各2ラウンド、合計8ラウンドでプレイします。自分の国を表すプレイヤーボードに、建物、軍隊を購入し、資金、食糧、石材などをリソースマネージメントしていき、勝利得点を稼ぎます。
ルールは難しくありませんが、カードの種類によって似て非なるハンドリングをするので、ところどころ間違えてしまい中途終了してルールを読み直すことにしました。
建物カードは、取得時には資金だけ支払って、実際に人口を配置する時に石材で配置コストを支払います。間違って取得時に石材で配置コストを支払っていました。
会戦と言うカードと、それとは別に戦争と言うカードがあって、全然、意味も処理も違います。会戦は、言って見ればインスタントカードで、資金を払って購入しラウンド中にリソースを追加補充できるものです。戦争は、ラウンド中に全体で1枚しか購入できず、購入したプレイヤーが他プレイヤー全員に戦争を挑むものです。ラウンド終了時に解決され、戦争開始プレイヤーより戦力が小さいプレイヤーは敗北してカード指定のペナルティを受けます。アブストラクトな形ではありますが、これが本ゲームで他のプレイヤーを直接的に攻撃できる唯一の手段です。
全体の印象としては、かなり以前にヒットした「サンクトペテルスブルグ」を複雑にしたものと言う印象を受けました。
ただ、サンペテより歴史シミュレーションらしいテイストが随所にこらされていて、上述の戦争や、第4のリソースである書物の扱いなどデザイナーの文明観が窺えて興味深いです。
著名な戦争、会戦、遺跡、人物が登場してくるので、歴史好きな人がターゲットと言う気がします。その意味ではAHの「シヴィライゼーション」の方がウォーゲームメーカーの作品でありながら、歴史色が薄かったかも(笑)と思わせます。
画像は、やはり出ていたプロモカード。
二コラ・テスラです。戦闘力が上がるのですが、電磁兵器なのでしょうか???