NHKの面倒見の良さ

bqsfgame2015-04-27

春ドラマがいろいろ始まった中で、気になったものが二つ。
一つは、「江」で絶不評を受けて沈んでしまった田渕久美子先生をNHKが再び使う「美女と男子」です。通常は1クール以下の単位のよるドラに20回の特別設定での再起戦です。
もう一つは、そこまでではありませんが「天地人」で歴史性について厳しい指摘を受けた小松絵里子さんをNHKが再び使う「かぶき者慶二」です。
二人とも大河の不評の後は、あまりテレビドラマで見掛けなくなったので、やはりどこの局も怖くて使えないのかと思っていました(もっとも小松絵里子は、昼ドラで結構な活躍をしていますが‥)。
そんな状況にあって、原因となった大河を依頼したNHKが再起のチャンスを用意するのは、ある意味、偉いなと思います。
二人に共通するのは、史実に対する理解の浅さ、女性ヒロインの史実を逸脱した活躍、大河とは思えぬメロドラマ調といった問題です。その意味では、「美女と男子」は、リスクの少ないアイテムという気がします。「かぶき者慶二」は、どうでしょうか?