マーレノストラムをソロプレイする

と言うことでやってみました。
フルマップ2枚を長辺方向に並べると言う、日本の家庭事情の敵のようなゲームです。しかし、中東部分の地形凡例とターン記録表を別に用意すれば、そこの1/4は畳んでしまえるので、辛うじて我が家のテーブルに乗りました。大きいテーブルを買っておいて良かった‥(^_^;
雑誌付録のビッグゲームの常ですが、多少、カウンターにエラータと思しき物があります。そこは、まぁ常識的な判断で処理。
レッドドラゴン系列のシステムですが、今回、劇的に変わったのは補給ユニットを消費すると追加アクションが実行できることです。ただし、消費した補給ユニットのあるエリアの陸空軍、もしくは隣接海域の海軍でのオペレーションになります。とは言え、これができると、ランダムイベントチットなしでも波状攻撃ができるので、全然ちがうゲームになったと言っても良いかも知れません。
提督さんからヘラクレス作戦(実施されなかったドイツが計画していたマルタへの空挺作戦)ができると聞いて検討してみました。これはランダムイベントの一つとして機会が与えられ、そのための空挺部隊を増援として得られ、追加のオペレーション権利も付属します。ただし、マルタ島に実施しなければならない訳ではなく、他の地域に実施することも、そもそも空挺降下しなくても構いません。ただ、いずれにせよ空挺部隊が、このイベントが出てこないと入手出来ないので、降下作戦はできません。
また、このランダムイベントは42年から有効になるので、41年中は実施できません。
しかし、マルタ島は要衝で、イギリスが強化する前に奪取したいものです。
で、空挺部隊がないので、上陸作戦ができないか検討してみました。上陸する前に、マルタ島海域にいるイギリス海軍を除去しなければなりません。そのために、イタリア艦隊の念願の出撃を試してみましたが、潜水艦を撃ち漏らしてしまいました。シシリー島の補給ユニットを消費して、追加攻撃を実施しますが、それでも撃破できず上陸作戦は中止に。
イギリス軍としては、これを放置しておけないのでアレクサンドリア艦隊で出撃します。しかし、距離が遠いので1アクションでは着きません。トブルク沖で小休止して、トブルクの補給を消費して追加アクション、これでマルタ沖に殴り込み、英伊の主力艦隊同士の大海戦となりました。このゲームの海軍ユニットは戦艦でも1ステップしかないので、本気で殴り合うと死屍累々です。両軍ともに艦隊主力を喪失する展開になりました。イギリスにはジブラルタルやカイロ、イギリス本国に艦隊余力がありますが、イタリアにはありません。この展開は、イタリアにとって上手くないようです。
とすると、マルタ島上陸作戦は、失敗した場合のリスクが非常に大きいということです。
と一つ学習した所で、取り敢えず終了にして、いろいろとルールの再確認をすることにしました。