千葉会:ブリーフボーダーウォーを対戦プレイする2

ブリーフボーダーウォーは、クワドリですので4つのゲームが入っています。

今回の千葉会では、アッティラ作戦と、第三次インドシナ戦争をプレイしました。

アッティラ作戦は、キプロスでイギリスから独立すべくギリシャ系住民がクーデターを起こし、これに危機感を持ったトルコ系住民を救援(?)するためにトルコが進攻した1974年の作戦です。

キプロス対トルコと言う構図で、両軍の非正規部隊が島に分散しています。トルコ側の正規軍は上陸作戦と空挺降下を実施して進入し、上陸した橋頭堡から補給線を引きます。

トルコ側を持ってプレイ、橋頭堡から順次得点エリアへ浸透しました。ラスト前のターンに降下作戦を実施し、島内唯一の3VPエリアへ突撃しました。引分けレベルから、上手く運べば勝てるかなと思っていましたが、キプロス側が最後に温存していた複数枚のスペシャルアクションカード(回復とリアクションに使用できる割込みカード)に阻まれて引分けとなりました。

第三次インドシナ戦争は、1975年の中越戦争です。一転して大陸で長い戦線を形成する戦場となりました。本作で扱う小規模紛争の中にあっては異質な感じ。

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戦力に勝る中国軍ですが、東部方面軍と西部方面軍に分かれており軍境界線を越えられません。ヴェトナム側にはローカルフォースというゲリラユニットがいて、通常ルールの敵の未混乱ユニットがいると離脱できないという制限を無視できます。実は、この能力は非常に強力で、最終ターンの手止まりを握れれば最低限の数の未混乱ローカルフォースさえあれば、それを適当にVPエリア間で移動して中国のVPを一気に値切れます。中国側を持ってプレイしましたが、この事実に気付いた時点で投了しました。このシナリオは、中国側で勝利するのは至難の業と考えます。