茨城会:オルレアンを対戦プレイする

Moritaさんにインストしていただいて2人対戦プレイ。
一種のデックコンストラクトなのですが、それをチットと袋で代用しています。それをベースにして、マップ上を移動してギルドを建設していくという上部構造が乗っている作りです。
屋上屋を架すタイプのデザインで、見通しが悪く、最初に説明を受けると判りにくいと思いました。ヘルマゴールとか、キーセドラルとか、ここ10年くらいの重いユーロゲームに共通の難点でしょうか。その一方で、ゲーマーがそうした重いゲームを志向しているという事情があって登場してきているので、無碍に否定できないのも事実。
オルレアンというタイトルですが、正直に言ってオルレアンである必然性は感じませんでした。架空のファンタジーの街でも、未開の植民惑星でも良いのではないかと思います。オルレアンの地理的、あるいは歴史的フレーバーがゲームプレイになにか影響することはありません‥(^_^; オルレアンと言うとフランス革命だと個人的には思うのですが、全然関係ありません。関係あって欲しい人はAWEのフランス革命をプレイするのが吉でしょうか‥(^_^;
閑話休題
見通しは悪いけれども、実際にプレイし始めてしまえばそんなに難解ではありません。ドミニオンでデックコンストラクションが一般化した今となっては、このくらいはユーロゲーマーの多くはこなしてしまうのかも知れません。時代も変わったものです。
デックコンストラクション系列ながら、毎回、アクションに使用したチットを袋に戻してしまいます。で、次回はそこから権利枚数を引きます。なので、いつになっても引けないということが起こります。毎回、袋に残っちゃうというチットが出てくるので、カードデックで引ききってリシャッフルとは効果が少し違うのです。なので、引けないで事故るリスクが割と高いのが要注意と思いました。特に中盤以降に袋の中のチットが増えてくると危うい。それを防ぐための、特定のチットをオールマイティー化する能力が強いとみて集めたのですが、直接は勝利得点にならないので序盤のリードを吐きだして逆転されてしまいました。
ここらへんは初見で作戦がぶれていたかなと思います。次にプレイすることがあれば、良くも悪しくも一貫性の高いプレイをしたいと思いました。