猿遊会:オデッサ攻防戦を対戦プレイする

bqsfgame2016-11-05

さて、最初の1時間(ゲーム内時間)で一通りの命令を出し終えると、総司令官室は退屈なものです。
現場では大変なことが起こっているかもしれないとは思うのですが、その報告もタイムラグがあってすぐには伝わってきません。
そんな訳で南軍総司令官の信長さんにインストしてもらって、オデッサ攻防戦を対戦しました。コマンドマガジン109号で再版されたもので、オリジナルは50号のセカンドゲームなのですね。
これは見た記憶はありましたが、実際にプレイしようと思ったことがなく、まったくの初見でした。
攻めるルーマニア軍は、チットプルアクティベーションで、各ウィング2枚ずつあるチットを任意の枚数カップに入れて毎ターンの攻勢を準備します。たくさん入れれば、激しい攻勢を実現できますが、その分、士気が低下し、ソビエトのコマンドポイントも増えます。
士気が0まで低下すると負けてしまいますし、ソビエトはコマンドポイントを使って移動、戦闘をするので、反撃のリスクが上がります。
その一方で、終了時までにオデッサを陥落させるか、孤立包囲しなければならず、時間に追われています。そこらへん、ルーマニア軍側のグランドデザインのゲームになっています。
ソビエト軍側は、ルーマニアのデザイン次第で対応すべきことも、できる範囲も決まります。ただ、結構、強力な歩兵師団が揃っているので、序盤ではカウンターパンチを繰り出すことも可能です。しかし、CRTが曲者で、高比率でも攻撃側に損害が残っているので、うっかりするとルーマニアを手助けしてしまうことにも。
なかなか両軍ともに悩ましいゲームでした。
最後は、ソビエト軍を持って最終ターンにオデッサが陥落して敗北しました。
プレイ記録をBGGに付けようとしたら、そもそもエントリーがありません。誰か申請してください‥(^_^;