千葉会:ザグレートゲームを対戦プレイする2

昼食を挟んで陣営を入れ替えて2戦目です。
引き続きルールを間違えたまま。今度は大問題が発生します。
イギリスでシューティングリーヴスを成功させました。結果として、ロシア側は持ち越し手札が1枚減。イギリスは増えました。正しいルールでは、これはそのターン限りでリセットされるのですが、間違ったルールではいつまでもハンディが継続します。さらにロシアがリアクションカードを使ったことで、差が拡大しました。途中で、「なんでそんなにたくさん持っているのですか?」と尋ねられましたが、まぁそこは前述の通りです。
イギリスの外交官不足は、やはり発生し、仕方がないので軍事的征服でバルキスタン、アフガニスタン、パンジャヴを獲得します。軍事的征服の問題点としては、反乱のリスクがあります。ここらへんで気付いたのですが、全体で反乱カードは3枚しかありません。反乱リスクが自分の方が圧倒的に高いのであれば、自分が引いた反乱カードは打たずに抱き殺してしまうのが正しいのです。相手のカザフを反乱させる意味は、もちろんありますが、それ以上にいずれ自分に返ってくるリスクの方が怖い。
かくて、黙々と反乱カードを集めるプレイに。
途中でペルシャがロシア陣営に加入するという危機が発生しますが、ヘラートからの陸路と、砲艦外交による海路で2エリアを奪ってペルシャ説得をプレイして中立化させ、再び砲艦外交で海路撤退します。ここらへんは、かなり波乱の展開となりました。この段階でも、ロシア側も異変に気付いていなかったでしょう。
しかし、イギリスの外交官不足に付け入るために、ロシアは外交をしたいのですが、一向にできないという愚痴が出ます。ここで気の毒になって半分タネアカシしました。イギリスの大量のキープカードの中に、使節カードが3枚も(ちなみに全部で6枚)。もしかしてカシュガル方面進出条件カードも持っていますかと聞かれたので、正直にコサックも持っていると答えました。それでも、まだ一番の大問題には気付かれなかったようです。
そして、最終ターンのドローフェイズに、最後の反乱カードも引ききったので手札を明かしました。このターンは、皇帝の気まぐれから始まって、後は反乱が3回試みられますと。この段階でロシアの投了となりました。
途中からはゲームが崩壊していることが次々と明らかになっていき、抱腹絶倒の結末となりました。提督さんが帰宅後にルールを誤読していたことを確認したので、またの機会にやり直すことになるでしょう。
問題はありましたが、プレイ自体は面白く遊べました。プレイバランスに難があるかどうかは、正しいルールでやってみないと結論できません。