ザ・デストロイヤー死す

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八十八だったそうです。ご冥福をお祈りいたします。

若手時代はドロップキックの名手として鳴らした中堅レスラー。それだけでは大成できないと考えて覆面レスラーに転身。

世界王座を狙うようになったものの、時のWWA王者、力道山は覆面レスラーの挑戦などは受けないと考えて、ブラッシーの手下に。ブラッシーが力道山からタイトルを取り戻したタイミングで、ブラッシーに挑戦。

ブラッシー本人はもちろん、周囲もブラッシーの勝ちが決まっている試合と思っていたが、なんと足四の字固めで王座奪取。その後も戴冠して通算3回の王座についている。

個人的な感想としては、非常に頭が良い人で、時代の流れを上手く読んで小柄な体で王者にまで辿り着いた人だと思う。

WWAばかりでなく、三大団体の一角、AWAでも帝王ガニアを倒して2週間ほどだが王座に着いたことがあり、一流レスラーに数えられるべき実績。