ダウンタウンの成果観察任務

シナリオD1(に限らず本ゲーム)は、ハノイ方面へ爆撃に行きます。主目標は、NVAの補給ラインです。重要な鉄道橋が、特に争点になります。

ただ、航空任務的に面倒なのは、目標が完全に敵地にあるので、成果を確認するのに別途航空観測が必要なのです。

さらに、空爆直後は爆煙と粉塵がひどいので、5ターン経過してからでないと観測できません。

と言うことで、爆撃本隊より後から盤上に進入する観測任務機により、爆撃後5ターン目以降に爆撃と同様の手順で目標上空を飛行して観測しなければなりません。

ちなみに、RF-101C ヴードゥーが初期の観測任務を遂行します。

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と言うことで、この観測をするまで成果が判らないので、爆撃本隊は可能な限りの爆撃を実施するしかありません。つまり、オーヴァーキルで無駄になる可能性が少なからずあるということです。

観測後に再爆撃することは不可能ではありませんが、敵目標周辺で旋回して観測結果を待つのは非現実的です。目標周辺には、当たり前ですが対空砲やSAMがごろごろしているからです。

目標はランダムに決まるのですが、それによってはSAMサイトが目標になることもあります。で、ここがルール的に不合理なのですが、SAMが目標だとその場で効果判定します。なぜならSAMの場合には、プレイ続行中にSAM発射を継続できるかどうかが問題になるので、橋と違って直ちに効果判定する必要があるからです。

結果として、目標がSAMサイトだと、破壊できたかどうかが爆撃時に判るのですが、それでもルール上は観察しないとVP計上されないのでしょうか? そこが良く判りません。これもBGGに質問でしょうか。もちろん米軍としては観測しないで済むなら、それに越したことはありません。