本年度の本屋大賞です。
発表と同時に図書館で予約して、ようやく順番が来ました。半年待ちです。で、読み始めたら二日間。
うーん、本屋大賞を読むのは、「かがみの孤城」、「蜜蜂と遠雷」、「羊と鋼の森」、「村上海賊の娘」、「舟を編む」、「天地明察」(受賞降順)と来て7冊目になります。
7冊の中で、本書が一番インパクトが弱い気がしました。
リーダビリティは問題ありません。いや、そういう意味では減点方式で評点すると、特に減点項目がある訳ではありません。
ただ、読書ってこんなに広いのか、とか、こんなに深いのかという感慨を持つ部分がこれと言ってないのです。
誤解を恐れずに言えば、テーマが高尚なライトノベルを読んでいるような感じでしょうか。悪い意味で言っています。
この作者の別の作品を読むことはないかも知れません。