約束のネバーランドを見る

映画館です。

再開後ずっと千鳥格子状に空席設定をしていたのが、初めて全席開放になっていました。

トレーラーの北川景子の怪演を見て、これは見て置きたいかなと思い公開二日目(千葉会の後)に行きました。

面白かったです。

全般緊迫した場面の連続で、非常に疲れる映画です。原作漫画の様々なエピソードを取り込んであれもこれも入れてあるようで、結果として高密度作品になっていると思われます。

家族同様に暮らす孤児院。そこのママを勤める北川景子

子供たちの中で最年長のエマ(浜辺美波)、レイ、ノーマン。

実は鬼たちの食料として飼育されているということが冒頭で判り、ママの監視の下で周到な脱走計画を練り上げて実行に移すお話しです。

原作マンガでは他の農場が出てきたり、場面も登場人物ももっと広がりがあるようですが、2時間の映画では収まらないので第3農場だけに絞っています。

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浜辺美波はこれまで縁がなかったのですが、好感の持てる演技をしていると思いました。三人組の中で出荷されてしまうノーマン役の板垣李光人も難しい役を好演していました。

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北川景子はさすがでした。優しいママ、策謀を尽くして脱走を食い止めようとする監視人、その両方をスイッチしながら演技する難しい役ですが、どちらを演じても嵌まって見えるのはさすがです。

登場人物それぞれが自分の戦略で動いていて、なかなか本当のことを言わないので、難しい映画になっています。これも巻き戻し再生できる環境で再見したい作品でした。