2021-05-16 ○ニルヤの島を読む ハヤカワSFコンテスト第2回の大賞受賞作だそうです。 先日、SFマガジンでも読んだ柴田勝家の作品。 断片化された構造を持つ長編です。 来世がないことが確定した現代に置ける最後の宗教を主軸に、人間に迫る人工知能など、複数の主題を並走して描きます。 なかなか難しい作品で正しく読めたかどうか自信が持てません。 面白いことは間違いないのですが、かなり難しいのです。