AEWでのIWGP:US王者戦

モクスリーに永田が挑戦。

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AEWの本拠地、フロリダでの試合にIWGPのベルトが掛かるのは初めて。永田はそのことを声高に宣伝していましたが、ちょっとどうでしょうか。

ディーン・アンブローズとしてWWEで活躍。一応はグランドスラム達成者ですから、まぁ一流と呼んでも語弊はないでしょう。ただ、一緒に活躍していたローマン・レインズセス・ロリンズと比べて一枚も二枚も落ちる感じは否定できません。

もっと問題なのは永田本人です。

前回も書いた通り棚橋でさえ既に王座戦線から脱落したレスラーとして処遇せざるを得ない中、永田は一体なにものなのか。永田が敵地まで乗り込むことの意義は、それほど高くは評価できません。

そもそも新日本は王座過剰でUS王座は完全に忘れられたベルトと化しつつあります。だからこそ思い出してもらうのに永田挑戦ということになったのでしょうが、永田では役者不足です。

かと言ってUS王座に挑戦するのに、今が旬の選手は出せませんし、非常に難しい所です。

旬が過ぎたレスラーを引き受ける二線級団体をもう一つ別ブランドで新設することを考えるべき時期に来ているのでしょうか。

NEVER6人王座に挑戦を打ち出した永田に対して、石井がいみじくも「お願いしますだろう、バカヤロー」と言ったのは名言だと思いました。そうです。今の永田、天山、小島の立場はそういう立場だと思います。これを判りやすく言葉にして言えるレスラーがいるという所が新日本の層の厚さと言うべきでしょうか。