正直不動産を見る

最終回翌週の感謝祭まで見終わりました。

今クールの最高傑作と言う声も一部で聞こえます。NHKに山ピーが、山ピーが再び夏原原作に挑み、山崎努と共演。

まぁ、どう転んでも山ピー次第と言う感じでしたが、さすがの実力を見せてくれました。

呼吸するように嘘を付いて営業成績を上げていた不動産営業員が、祠の祟りで嘘を付けなくなるというファンタジー

素晴らしい原作、緊密な脚本、豪華なエピソードゲスト、主演の二人(山下、泉)に加えて、敵のミネルヴァ不動産の倉科カナが抜群に素晴らしい。なぜ彼女が社長の悪徳営業を知ってもミネルヴァに骨を埋めるつもりでいるかが紹介された第9話が非常に刺さりました。「悪女!」ではありませんが、女であることが仕事のハンディキャップになるということに絶望したOLのエピソードです。この話をラス前まで伏せたままで倉科の魅力を引き出して見せた脚本も冴えていたと思います。

福原遥の泉や倉科との対決ぶりも面白く見られました。感謝祭では彼女が現場のムードメーカーだったと聞いて、さもありなんと思いました。