千葉会:1815を対戦プレイする2

1戦目が昼食前に終わったので午後から2戦目です。

戦場の霧と哨戒騎兵ありで、フリーセットアップシナリオです。フリーと言っても一定の枠組は決められているので、全くの自由勝手ではありませんが。

今度はDRAGOONさんがフランス軍、小生が英蘭軍、水戸爺さんがプロイセン軍です。みんなプロイセン軍をやりたがるのは、責任が軽いからでしょうか。

フランス軍の主力と思しき部隊が英蘭軍の正面におり、これが前進してきて英蘭軍は望ましくないフランス軍との正面衝突に巻き込まれました。

ウェリントン司令官はブリュッヒャー司令官と接触すべく戦線後方を左翼へ単独移動(実際にはブルンズヴィック軍団と移動)して隣接します。これによってカードの融通ができるようになり、イベントカード運用や戦闘イベント投入に関する劣勢を回避しました。

戦闘カードの融通ができるようになったことで、再三にわたって「thin red line」を投入して殴り返すものの、自分の損害を減らせる訳ではなく、特に疲労の蓄積が回復速度を上回ってしまうのに耐えきれなくなります。

最後はフランス軍の増援イベントのオルタネート使用方法である、「このターン連合軍は回復フェイズにカードを使用できない」を食らった所で疲労破綻してしまいます。

最後は疲労による軍団壊滅でサドンデスとなり、2戦続けてフランス軍の勝利となりました。

会場にお見えになっていた鹿内さんが盤面を見て、「プロイセン軍の方が打たれ強いんだから身を挺して英蘭軍を助けてやらなきゃ」と言われていましたが、反省としてはその通りです。しかし、プレイ中に「プロイセンは何をやっているんですか、今すぐに助けに来てください」とはルールで禁止されていて言えないのです。また、プロイセンが救援を決断した途端に雨が降って移動がままならなくなるということも発生して、上記の回復不能と合わせてイベントカードがフランスにベストなタイミングで炸裂したことも大きかったと思います。

いずれにせよ、フランス軍の指針としては連合軍を連携させない、可能ならイギリス軍とだけ全力で衝突するが良いようです。

この指針でプレイしていれば、それほどフランス軍が勝てないゲームではないのではないかという心証を受けました。2回プレイして2回ともフランスが勝利したので、バイアスが掛かっているかも知れません。

また、今後対戦する人への助言としては、連合軍側の二人を経験者が担当するのが良いと思います。

ただ、そうやって連合軍の連携を良くした状態でプレイするのは、デザイナーのデザイン意図とは合致していないとは思いますが。