ASLERはどのくらいいるだろうか?

ゆいしかさんのブログで話題になっていたので、ちょっと推計してみることに。

一時期に流行した「フェルミ推定」の一種ですね。

 ASLスターターキット拡張パック2の、BGGにおける登録所有者数は約500人です。その内、日本居住者のマイクロバッチを掲示している人は筆者を含めて6人です。

 その昔にウォーゲーム冬の時代を迎えた時にMAX店長(漆原氏)と話したのですが、世界のウォーゲーム人口は2~3千人しかいなくて、GMTのプロジェクト500と言うのは、その4~6人に一人が申し込まないと成り立たないから、かなりの人気テーマでないとクリアできないという話しをしたことがあります。

 世界のウォーゲーム人口が4000人(底を打って反転上昇したと仮定)だとして、上記拡張パックの所有登録者数が500と言うのは、かなり売れているということになり、またかなり売れているタイトルの所有者数としては割と妥当な数と言う気がします。

 もちろんBGGをやっていない人もいます。やっていても購入したゲームを都度、所有登録するほどマメでない人もかなりいるでしょう。

 そうだとすると実数は数倍くらいはいるのかなと思います。世界に1000人の所有者が居て日本人は10~20人くらい。

 もちろんASLをプレイしていてもずばり当該拡張キットはスルーしたという人もいるでしょうから、そのまた倍くらいのASLプレイヤーがいるかも。

そうだとすると、ウィキペディアの記載にある40~50人と言うのは、当たらずとも遠くない数字のような気がします。

 しかし、ゆいしかさんの実感はもっと上のような気がすると書かれています。

 これはアクティブな人は、ゲーム会参加やネット書き込みに熱心なので、非常に目立つから実数以上の存在感を発揮しているということなのかなと思います。ニフティのウォーゲーム掲示板でも、「すべての日本のウォーゲーマーは2知等以内にいる」と言うような議論がされていたものです。類は友を呼び濃厚な接触をしているように思います。

 筆者も、この話を書くまでは100の桁に届いているような感触を持っていたのでゆいしかさんの感触と近いです。

 でも、それは首都圏のゲーム会に毎月参加して、毎日のようにマストアタックにアクセスしているから思うことで、地方ゲーマーの感触とは大いにズレているかも知れません。アメリカだって、ニューヨークやカリフォルニアには大勢いるような感触があるかも知れませんが、ミネソタウィスコンシンに住んでいたら「ウォーゲームなんて今でもやっている人はいるのかね?」と言うのが実感かも知れません。

ミネソタと言うと、この人を思い出します。

御存知、ブランドンです。