茨城会:第57装甲師団の激闘を対戦プレイする

 先月に続き茨城会に参加しました。

 連続参加はコロナになってから初めてでしょう。

 水戸爺さんと、第57装甲師団の激闘を対戦しました。

 ドイツ軍側を希望して持たせていただきました。

 冒頭の突破は順調にいきました。

 最初の障壁、アクサイ川を順調に渡って一定の規模の橋頭保を確保しました。

 しかし、ケアレスミスで、敵に補給線を寸断されて、一旦停止して後方確保に当らねばならなくなり、折角の優勢を損じてしまいました。

 地形が険しくなかなか抜けない前線最左翼。増援の第17装甲師団が登場してようやく動き始めます。

 戦場は3本の川を渡って突破していかねばなりませんが、三本目のムイシコワ川は右翼よりで途切れており、そこを目指せば渡河する川が一つ減るのでそこを目指しました。

 感想戦で意見が割れたのですが、こちらは渡河する川が一つ減る利点が大きいと見ました。特に序盤の突破が順調だったこともあり、ソビエト増援が来る前に辿り着けるかもという野望もありました。

 しかし、水戸爺さんは当該区域はソビエトの増援が最初に到着するので危機感はそれほどなく、むしろ最左翼の第17装甲師団到着位置から直進されるのが有力だったのではとの意見でした。

 ですが、上図でもわかりますが最左翼は地形的に沼が厳しく序盤で遅滞するので、それはそれで難しいです。どちらが良いかは、それぞれの作戦で何回かプレイしてみないと軽々には言えない気がします。

 第5ターン辺りからドイツの攻撃ダイスがことごとく6しか出なくなり前進できなくなりました。逆にソビエトの反撃ダイスは頻繁に1が出て、これも参りました。

 ここらへんで失意となり、18時頃に撤収としました。

 形勢的には終りまでやってみないとどちらとも言えないという合意でした。

 プレイアビリティとプレイヴァリューのバランスが良い加減で、なかなかの傑作と思いました。機動防御テーマの第48装甲軍団に対して、機動突破テーマのゲームと言え、同じシステムながらテイストの違うゲームに仕上がっているのも評価が高いです。