来週の千葉会で対戦するので、頑張ってルールを二読、三読して、ユニットを切って並べてみました。
まずセットアップがすごく大変。
中世のユニットで、かなりデザイナーが拘ってデザインしているので名称が長くて識別性が非常に悪いです。
たとえば、Louis of Brieg、と、Bishop Louis of Aquelia とか。
この話しでわかりにくさを増しているのが、ユニットに書ききれないので、Bishop of の部分を略号で「+」と表記していることです。なので、上記の二例はどちらも Louis で始まるので区別が付きにくくなっているのです。
あと戦闘ルールの重要な明確化があり、日本語ルールの親切心が仇になっているのも意外と痛い。
射撃戦と突撃戦があるのですが、射撃能力があるユニットを最初のユニットタイプの所で明確に定義していないのがいけない。次に、戦闘ルールのところがこうなっています。
戦車:戦車は射撃可能です
ジギスムント:同様に射撃可能です
[他のユニットも射撃可能とのことです(訳者注)]
なので、全部が互いに射撃できるものだと理解してソロプレイしたのですが、なにかがおかしい。Wilandorさんが訳したaddendaが公開されましたが、こうなっています。
戦車:攻撃時も防御時も射撃可能
歩兵:防御時のみ射撃可能
ユース騎兵:攻撃時も防御時も射撃可能
そのほかの騎兵:射撃できない
うーん、だいぶん違いますね。この歩兵が防御時しか射撃できないことが戦闘における防御側の優位性を支えているので、これが間違っていると攻撃側が有利となり先制攻撃した方が圧倒的に有利になってしまうのです。
もっとも今度は攻撃側は非常に大変で、防御射撃を生き延びて突撃するのに賭ける訳ですが、かなり分が悪い。ただし、攻城戦で籠城できるユニット数が町は2ユニット、要塞でも3ユニットしか入れないので防御側に矢襖にされてしまうようなこともないようなのですが。