前回、あまりにも不穏な場面で終わったので他にも懸案が山積する中、これを優先して視聴しました。
彼氏の家に入ったら、いままさにベッドの上で騎乗位で腰を振る女(天野麻菜)。しかし、先に驚愕の声を上げたのはベッドの女の方で「なんであの女あたりまえに入って来てるのよ!」。そうですね、彼女の立場からするとそういう疑問な訳です。彼氏は「いつも土曜日に来るのに?」。それに対して女は「土曜日にはいつも来てるの、それってどういうこと?」
機先を制されてしまって言葉も出ないりおですが、テーブルの上に一緒に買ったワインが既に空き瓶になって転がっているのを見て絶望して家を出ます。外に出てから携帯で妹に電話すると、銀座でパパと飲んでいるというので予定外ですが合流することに。
二人に合流して、「今日は人生で五本の指に入る良いことがあったの。ところが、その後で三本の指に入るほどベストなことが。受け止める勇気ある?」と速攻で出来上がって管をまくりお。「それってベストじゃないよね」と妹に突っ込まれ、「そうか、ワーストだワースト」
でも、こんな時に一緒に飲んでくれるパパがいてと言うと、「パパのお金でね」と妹に突っ込まれ、「安月給ナメんなよ」と荒れるりお、「安月給! 響きが昭和」と受ける妹。
そんな惨憺たる状態でも新しい日はやってきて学校へ出勤します。
クレーマーのモト冬樹が体育祭を中止せよと乗り込んできますが、教頭は事務の石原さん(椛島光)にお茶を出させて丸め込みます。その話しを聞いて納得が行かないというりおですが、体育の木元先生は「これが現実」と冷ややかです。
クラスでは三者面談の希望日程の回答がない大木戸と沢井谷。豪先生は、二家庭ともシングルファーザーアンドマザーだからと解題してくれます。それに悪い噂もあるしと思わせぶり。
「大木戸のお父さんって、暴力団っていう噂があって」
「行くんですか、そうですか‥」
それを聞いてお腹が痛くなりトイレに逃げ込むりお。
一方、銀座で夜のバイトをしている沢井谷は、店のアフターでお客を実家に連れていきます。場末のパブのママをやっている母は、なんと鈴木紗理奈です。
場末と言われて絡む紗理奈。
学校のことでいっぱいいっぱいのりおの携帯に彼から着信がありますが、りおは出ません。そうしたら、実家に帰ったら、なんと彼がお母さんの誕生日プレゼントを早めに渡すために来ていて驚愕。「ちょっと出て」そりゃそうです。
表通りまで出たりおは、「ありえないでしょ」、「ありえないね」
りおは、先日の彼女の反応から、たまたま一線を越えた一夜の関係ではないと確信して、
「浮気とかじゃないじゃんね」
信じたくないことですが、もしかして自分の方が浮気?
「こうなったら徹底的に詰めるわ」
すると、一年前からだと判り、さらに絶望します。
しかし、彼氏も反論してきて、
先生として立派だけど、そんな働き方じゃいずれ別れるしかないよ。
「りおの何%が俺だった?」
しかし、そう言われても、りおはりおのベストをすでに尽くしているのです。
結局、完全決着をつけないままりおは逃げるように立ち去ります。
翌日、豪先生がいつもの飲みに誘ってくれたのですが、彼氏、彼女がいるかという話題になってしまい、悩みながらもりおは本当のことを相談します。
「自慢の彼氏だったのに。あんなに大好きだったのに」
「先生なんてやんなきゃよかった」と言ってしまいます。
そして、生徒の前でなにもないように振舞うのが本当にきついと訴えてほろほろと泣きます。
二話目ですでに煮詰まって来ていて、来週はとりあえず三者面談に行くのかと思いますが、また解決できない問題を抱えて帰るのでしょうか。がんばれ、笹岡りお!‥と思います。