SGC例会:キャンペーントレールを対戦プレイ

bqsfgame2004-11-22

4年に一度の祭典、大統領選挙ゲーム、キャンペーントレールをプレイしてきた。今回は先日も書いた有力6団体を最初に配って出身母体としてプレイ開始するローカルルール。黒人団体支援のMOON候補、ユダヤ団体支援のI候補、ヒスパニック団体支援のイシダ候補、石油産業支援のS候補という設定となった。
ユダヤ団体支援のI候補が、他候補の出身地で最大、第2の票田であるカリフォルニアとニューヨークに殴り込みを掛ける展開となった。一方、テキサスを地盤とするMOON候補はこうした侵略を受けずに済んだのに加えて、フロリダに支援者が現れ、さらに終盤では地滑り的に勝ち馬に乗る第二の支援団体の支援を得て勝勢を強めた。
イシダ陣営は、出身地のニューヨーク防衛で労力を磨り減らすより中西部北部や、独立13州といった他候補が労力を掛けていない部分を重点的に回り、こちらも第2の支援団体を得ることに成功した。作戦的には、S候補、I候補が先に落ちてくれればカリフォルニアとニューヨークをもらい受けて、中西部北部と独立13州の基盤と合わせれば、南部、東南部、五大湖沿岸に強いMOON候補との決戦は接戦に持ち込めるかも‥という目論見だった。
しかし、第1回の集計結果は、MOON候補198、I候補181、イシダ候補115、S候補54となった。この時点で最下位のS候補の票を全てもらい受けても2位に浮上できないので敗北が確定してしまった。
S候補の脱落州を再分配する第2回の集計を行った結果、MOON候補はミズーリ、ユタを追加して214、I候補は1票も追加できず181のまま、イシダ候補は脱落者票をもらい受ける狙い通りにミシガン、アイオワオレゴンコロンビア特別区で38票を伸ばしたが、それでも2位に届かず敗北。
第3回の集計を途中までやったが、カリフォルニアとニューヨークに労力を偏重して支持の広がりに欠けるI候補の票はまったく伸びずMOON候補が圧勝した。