×永劫回帰を読む

bqsfgame2005-02-18

バリントン・ベイリーの1977年の長編。創元推理文庫での2冊目の出版だった。1冊目の「時間衝突」は奇想天外な設定と意外なストーリーの絡み合いで素晴らしく面白かった。これも期待して読んだのだが正直に言ってがっかり。ストーリーは単線で捻りがあまりないし、設定も宇宙論宗教論的で個人的には観念的に過ぎて興味を持てなかった。