トワイライトインペリウム3+SEをソロプレイ

bqsfgame2007-04-26

ついに懸案のトワイライトインペリウム第三版に手が付いた。
待っている内にシャタードエンパイアが登場し、事実上の4版になってしまったとのことだが、ルールを読むとなるほどと思った。
メインエンジンである、戦略カードが変わってしまったことが一番大きい。第三版オリジナルでとかく議論を呼んだ選ぶだけで2VPが得られるインペリアル戦略が変更された。戦略カードはそれ以外にも全8枚が新たなものが用意され、任意の組合せができるようになっている。
今回のソロプレイではインターネット検索の末、識者の意見を聞いて、タイプ2が用意された戦略カードは全てタイプ2に入れ替え、それ以外はオリジナルのものをそのまま使うルールで実施した。また、プレイタイム縮減に役立つと言う評価の、帝国の時代ルールと、シミュレーテッドアーリーターンズを導入した。
シミュレーテッドアーリーターンズの影響は大きく、セットアップ直後からメカトールレックスに手が届くようになり、最初から中盤戦に突入するようになる。序盤戦スキップなどという日本語名で呼ぶ人もいるようだが、効果を適切に示す呼び方だと思う。
3人プレイを想定し、種族としてはマインドネット、ソル、ハカンの3つでプレイしてみた。ハカンが恵まれた星系を持ちメカトールレックスに最短距離で進める配置となった。これを利用してハカンがメカトールレックスを制圧。これに対して次に恵まれたマインドネットが戦艦の優位を利用して奪回戦を挑み、ハカンのウォーサンを撃破して粉砕するところまでプレイした。
戦略カードによるドリブン、コマンドカウンターを使ったアクションとリソースの制限など、従来の版までにはなかった要素が主骨格として導入されかなり趣きの違うゲームになった。しかし、その本質は個性溢れる銀河帝国が豊富なガジェットに基づいて激突するというものであり、変わっていないと思う。
シャタードエンパイアでもう一つ変わったのが公開目的カードの入れ替え。毎ターンのメインドライブが変わった上に、勝利条件に当る目的カードが入れ替えでは、正に新版だ。今回のソロは4ターン目途中までだったので、目的カードの影響を痛感するところまでは行かなかった。