一之江ゲーム会:でっかい馬鈴薯を対戦プレイ

bqsfgame2007-11-09

SPIの「スタートレーダー」を十数年ぶりに稼動させようかと言う機運がある。
その価格変動システム部分のところだけ少し似ている「でっかい馬鈴薯」をこれまた発売当時以来ではないかというくらい久しぶりに発掘してきてプレイしてみた。
今回は「18scan」に引き続き、はちさん、NAOさんとの3人プレイ。
結論から先に言ってしまうと、オリジナルのままでは3人プレイはバブルであることが発覚した。3人で全力で生産しても需要に対して過剰な状態にならず価格が上限で張り付いてしまったのだ‥(^_^;
こうなってしまうと規模だけの勝負であり先行したプレイヤーに後から追い付くチャンスはゼロである。これはゲームとして何の妙味もないということが発覚してしまった。最大の問題は3人から6人まで同じ需給価格表を使うことで、これをきちんと人数ごとにバランスを考慮したものを作成しない限りゲームシステムが破綻していると言われても仕方がないと思う。以前にプレイしたときにはもっと大人数でプレイしたので気付かなかったが、3人は最低人数であり、此処ではまったくシステムが機能しなくなってしまった。
ゲームは、最終ターンに化学農法に転じて収入でまくったはちさんが経済的勝者となって合計8VPで僅差の勝利、環境的勝者のわたしと、両部門で2位のNAOさんが7VPで同点2位ということになった。
序盤の耕作地が痩せている間の苦しさが嘘のように需給バランスが一旦甘くなると大甘なゲームは、それはそれで爆笑編だったが、本来の環境に配慮した農業マネージメントゲームとしては不発。参加していただいた方には大変恐縮だった‥(^_^;
もし次があるようなら、需給バランスシートは自作しないといけないだろう‥(^_^; これも懸案となった。