チリ’73をソロプレイする

ソロプレイ適性は全然ありません。

秘密支配をベースに駆け引きするマルチプレイヤーズゲームですから。

それでも、なんとなく4人だとこんな感じかなと言う模擬プレイをしてみました。

思っていたのとは、また違っていました。

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「フンタ」の系列と言いましたが、「フンタ」はプレイ中に何度もクーデターが起こります。そして、最終的に争うのはスイス銀行への個人預金額です。

それに対して、このゲームでは準備期間は長いものの、クーデターは本番一回勝負です。なので、プレイ時間的には大幅に短くなります。

また、重要なこととして、大統領派かクーデター派かの勝つ側に参加しなければなりません。その上で、その陣営の中で最大のVPを取らねばなりません。

となると、準備段階で有力なプレイヤーがいたら、その人を負け組に追いやってしまえば良いのです。4人だとして、その人を1人立ちにさせて、3人で連合して戦えばクーデターに勝利することができます。その上で、後は3人の中でVP勝負です。

となると、準備段階で多数のユニットを支配して有力馬となったら、陣営決定時に先に旗色を示すのは良くないことになります。陣営決定は、クーデターを宣言した人から時計回りに決めます。ですので、有力プレイヤーは一人でも勝てる自信がない限りはクーデターを宣言してはいけません。そうしないと、残りは全員大統領を支持する保守派ということになりそうです。

となると、有力馬の上家の人が宣言して、次に有力馬に宣言させるくらいしかないのですが、この時に有力馬もクーデターに同調すれば、最低でも二人はクーデター側ということになるので、孤立させることはできません。

と、ここまでは考えたのですが、実際に多人数でプレイした時にどういう風に機能するかはなんとも言えません。全員順番にプレイしているのですから、そんなに突出したプレイヤーは出ないのかも知れません。