ブルーアンドグレー:シャイローをソロプレイ

bqsfgame2008-11-20

さて、不満ばかり言っていても始まらないし、折角、日本語で南北戦争のゲームが提供されたのだから、やらずに流すのも惜しいかと思い重い腰を上げてみた。
どれにしようか迷ったが、BGGのコメントをさらさらと読み流していくと、どうも西部戦線の2作品の方が良いらしい。と言うことで、プレイしやすそうなシャイローからやってみることにした。
結論から言えば、これはなかなか面白い。
シャイロー戦は、優勢な北軍が油断して合流を急がないでいる間に南軍のジョンストンとボーレガードが先に仕掛けて各個撃破を目論んだものだ。4月6日の戦闘初日は南軍が優勢に押し進んだが、北軍の増援が到着して翌日には形勢は反転した。
このゲームをプレイすると、北軍の増援の合流経路を初日に南軍が制圧できるかどうかがポイントだという気がする。とは言え、その部分を狙ってプッシュするには単純な平押しでは難しく、意図を持って機動し集中的に攻撃する必要がありそうだ。そして、夜までに目的を達せられるかどうか、そのためにどこまで犠牲を出して良いかどうかを、明日の相手の反撃の具合を目算しながら判断して攻撃をしていくことになるのだろう。なかなか難しい判断を要求されるゲームで、何回かやって試行錯誤しないと判断が難しい気がする。