○小林光一囲碁必勝講座:決定打の研究を読む

bqsfgame2010-02-14

1巻に引き続き、今度は中盤戦をメインに据えた2巻。
決定打と銘打たれていて、棋譜小林光一がプロのトップに登った頃のものが主体になる。対戦相手は有名棋士ばかりになった。
ただ、内容的には1巻とそれほど変わらず、決定打とは言ってもそれほど凄い手段が成立するわけでもない。トッププロの対戦では、アマチュアと違って微差を争っているので、このくらいのことでも決定打になるのか‥と逆の意味で学習させられたりする。
巻末は布石研究の続きで、今回は二子局の研究になっている。紙幅も限られているので、以前の別の本の研究の続きになっていて白一手目は目はずし限定になっている。小目は「小林流必勝置碁」を見てくださいということのようだ。