☆碁の戦術を読む

bqsfgame2010-04-02

囲碁棋書の権威ブログである方円書庫で誉められていたので立ち読みしてみた。
立ち読みしてみたところ、なるほど良く書けているではないか。ということで購入して読破した。
世に棋理を説く本は多いが、文庫本一冊で戦術的な要素を一通りカバーしているというのは、ありそうでない。
また、個々のテーマの説明が非常に論理的で納得性が高いのも特徴だ。
特に序盤の、アタリ、ノゾキ、石の調子、の辺りは非常に良く書けていると思う。利きや、味を保留することの効果というアマには非常に難しい部分を上手に説明してある。
関西棋院源流の月刊碁学の流れの本だそうだ。著者は錆刀:窪内九段の弟子、牛窪九段。牛窪九段をして編集部は、関西棋院きっての理論派と呼ぶが、なるほどと思わせる。
ということで対書である碁は戦略も購入してきた‥(^o^)