7年世界戦争を対戦プレイする:2年目

2年目のイニシアチブ決定フェイズに、フランスのKtgさんが動いてイニシアチブを取得した。
昔の第3帝国のフリップフロップを知っている人なら判ると思うが、イニシアチブ順にプレイするゲームでイニシアチブが移動すると、続けて同じプレイヤーがプレイヤーターンを実行することになり凶悪な電撃戦が可能になる。
フランスは、第1ターンの最後に北米の3箇所の小戦闘で勝利。この第2ターンでは先手を取って、本拠地であるトロントの奪回作戦を展開した。また、アフリカ北部のモロッコへも上陸、さらにマラータ同盟で独立国であるオマーンへ進出した。
しかし、このゲームではカードが強力。イニシアチブを取るフランスのカードも凶悪だったが、対するイギリスは勝利に沸くフランスのトロントに消耗カードを投入。なんと、フランスのエリート海軍が3ユニットも吹き飛ぶなど、黒死病を思わせる壊滅的な打撃を与えた。
イギリスはさらにスペインに外交を働きかけ、なんと最強の3を2枚投入して+6、ロシアとフランスの抵抗にも関わらず+4欄で振ることに成功した。しかし、運命のダイスは虚しく失敗。結局、イギリスは北米で反撃に成功し、ポルトガルリスボンを陥れるに留まった。
ロシア帝国は南下政策を推進しペルシャに進出。
我が満州帝国は、海軍を建設して東京を征服することに成功した。
●第2ターン総評
英仏にインドを巻き込んだ紛争は激化の一途を辿った。
不思議なことに何処の勢力も中立勢力の外交に成功しないままに2年目も終了、ロシアと満州は独立小国を食い合う地味な戦いを継続している。
フランスはイニシアチブを取ったが、逆にそのためにバランスオブパワーを2回も喰ってしまいカードを相当吐き出すことになった。戦果は挙げたがイギリスの返し技も切れたのでフランスの優位は決定的にならなかった。