2012-04-20 ○限りなき夏を読む プリーストは、スペースマシンからのファンで大好きなのだが、本書は読みにくくて思いの他に時間が掛かってしまった。 本書では、その昔にSFマガジンで読んだ青ざめた逍遥に尽きる印象だった。 表題作の限りなき夏は、散漫な印象でイマイチだった。 ドリームアーキペラゴの作品群は、案に相違してホラー色が強かったりして、ホラーが苦手な当方には後味が悪かった。 訳者の古沢氏が言うほどには、これでは腹もちしないので次が早く出て欲しい物だ。