3ターン目は通常通りにローマ軍の手番となり、ローマ軍は2列目に当るコホルトを活性化し右翼の危機に対応して増援を送り込んだ。
★この点については、後ほどコメントしたい。
ローマ軍はロングスによるターン継続を試みたが失敗してしまう。
結果として4ターン目は通常通りにカルタゴ軍の手番となり、予定していた左翼騎馬槍兵の突撃を実行する。
この突撃でローマ軍の損害は一気に25ポイント増加して累計43ポイントとなる。5ターン目はローマ軍のコホルトが予定通りに行動して反撃を部分的に開始し、カルタゴ軍の損害は累計で29ポイントに達した。
ターン継続の試みは、成否に関わらず一度実行すると次の通常ターンの後には実行できない。つまり、連続ターンを2回続けることはできない。このため、4ターン目と5ターン目の後には各々の軍は継続の試みを実行できなかった。
6ターン目にカルタゴ軍は、さらに槍兵による攻撃を続行した。戦果が拡大して行き、此処で一気に左翼の戦力の使命を完遂してしまうべく、再びハスドルバルによるターン継続の試みを行い、今度は両軍を通じて初めて成功した。
これにより7ターン目もカルタゴ軍の左翼槍兵の攻撃となり、6,7ターン目で、合計32ポイントの損害を与え、ローマ軍の累計損害は75ポイントに到達する。
このゲームでは、通常は両軍にそれぞれ全軍撤退となる損害水準が規定されており、一方の軍の損害が撤退水準に到達したところで勝敗が決する。本シナリオでは、ローマ軍は205ポイント、カルタゴ軍は150ポイントで撤退することになっている。