なつかしの昭和プロレス:佐藤昭夫

bqsfgame2013-02-06

1953年生れ。
中卒で日本プロレスに入門したので同世代の中では入門年次が上。
馬場が全日本を設立した時に全日本に参加した全日本の発足メンバーの一人である。その意味では全日本で存在感がもっとあっても良かったのだが、海外遠征先のテキサスで現地の女子レスラーと結婚するなどしてテキサスと日本を往復する生活が長く、日本マットでのポジションを掴み損ねた印象がある。
新日本の山本と似た立場だったので若手の鬼軍曹役で、越中、三沢を育てた。また英語が堪能だったので外人レスラーの世話役でもあった。
自身がマットで活躍したのは石川とのアジアタッグ王座から。しかし、王座陥落後はジャパンプロレス国際プロレスからのレスラー加入で人員過剰となり、海外マットに居場所のある佐藤は再び海外を主戦場にするようになり日本のファンからは見えなくなってしまった。
しかし、WWF入りしてタッグ戦線で活躍、ショーン・マイケルズの出世タッグであるミッドナイト・ロッカーズを相手に抗争したと言うのだからアメリカでの実績は並みのレスラーを凌ぐ物がある。
現在もアメリカ在住で、トラック運転手をしているらしい。